季節の変わり目で気圧の変化により、寒かったり、暑かったり、お身体が疲れやすい時期ですね(>_<)
こんな時に起こりやすいのがじんましんです。
じんましんは、突然、赤み(紅斑)をもった小さな皮膚のふくらみ(膨疹)ができる病気です。
このは、ふくらみは、いつの間にか消えるのですが、別の場所に現れてまた消えることを繰り返します。
また、ムズムズするかゆみをもつことが多いので、症状が長引く患者様にとってはつらい病気です。
じんましんの症状は、主にヒスタミンとよばれる物質により起こります。
何らかの刺激で皮膚の肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管に作用して皮膚のふくらみや赤みを、
神経に作用してかゆみを起こします。
じんましんは、症状の続く期間によって急性と慢性に分けられます。
●急性じんましん
症状が1ヶ月以内に治まるもの。
●慢性じんましん
症状が1ヶ月以上続くもの。夕方~夜間に症状が出て、悪化することが多い。
治療には数週間~数ヵ月以上かかることが多い。
じんましんは、主に抗ヒスタミン薬の内服で治療します。
かゆみが強い場合は、ぬり薬を併用する場合もあります。
<症状を悪化させないためにできること>
●じんましんを悪化させる要因は、一般的には、睡眠不足、疲労、ストレス、などが多いようです。
十分に休養をとって、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
●じんましんは、アルコールや香辛料などの刺激物で悪化することがあります。
とりすぎには注意しましょう。
●掻くと次々にかゆみの範囲が広がり、ますますつらくなることが多いので注意しましょう。
どうしてもかゆい場合は、冷やすとかゆみが治まることがあります。
ただし、冷たさに反応する「寒冷じんましん」の場合は、逆効果になるのでご注意ください。
気になる症状のある方は、お早めに当院にご相談下さい😊