乳児湿疹

2021.06.02

◆症状

顔・首・頭など皮脂の分泌が多い部位に現れやすく、ニキビのような湿疹やカサカサしたかさぶたを形成する湿疹など

様々なタイプが見られるのが特徴です

子供に多く発症するアトピーも生後2~3ヵ月頃から徐々に症状が現れるようになり、

乳児湿疹と同じ様々なタイプの炎症がおきます。乳児湿疹とアトピーは一見すると区別がつきにくいものです。

◆治療やスキンケア

症状によっては、皮膚の炎症を抑えるためのステロイド剤の塗り薬・細菌感染を抑える抗菌薬入りの塗り薬などが処方されます。

乳児湿疹は、入浴時によく泡立てた石鹸をつけて顔・首・頭などを優しく撫でるように汚れや余分な皮脂を落とし、

ぬるま湯でしっかり洗い流すようにしましょう。

入浴後や洗顔後は皮膚が乾燥しやすく、皮脂分泌がかえって増えてしまうこともあります。

また、生後3ヵ月を過ぎると赤ちゃんの肌は皮脂分泌が低下し、乾燥しやすくなります。

このため、洗浄後は赤ちゃんでも使用できる保湿剤でケアすることも大切です。

お子さんの皮膚に湿疹がでて、スキンケアをしても治まらない場合は、お気軽に当院へご相談下さい☺