かぶれ(接触皮膚炎)について✋
2021.08.05かぶれ(接触皮膚炎)とは
皮膚に直接触れたものが原因で起こる炎症や湿疹をかぶれ【 接触皮膚炎 】といいます。
🌹かぶれの原因
かぶれには、刺激性とアレルギー性の2種類があります。
刺激性のかぶれは原因物質と接触してから割と早い時期に発症し、皮膚炎は接触部位に限られます。痒みは強くありません。初めて接触した物質で起こります。
アレルギー性のかぶれは痒みが強く、接触部位に皮膚炎が発症します。通常は初めて接触した物質では起こりません。
🌻かぶれの症状
かぶれは、原因物質が触れた部分に赤み(紅斑)やブツブツ(丘疹)、小水疱などを生じます。
刺激を受けた部分の境界がはっきりとわかるのが特徴で、かゆみも伴います。
💊かぶれの治療
治療の基本は、刺激となったものを排除することです。炎症やかゆみを抑えるためにステロイド外用剤と内服薬(抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬)を処方します。
👆かぶれの日常の注意点
原因物質が特定できれば、なるべく避けて代替品を使うようにします。
かゆみが増すので運動、サウナ、長風呂、アルコール、香辛料、ストレス、睡眠不足、発汗などを避けます。原因物質に触れると、皮膚炎を繰り返します。繰り返すうちに、皮膚炎の症状はひどくなりますので、早めの受診がおススメです。
気になる症状がある方は、お気軽に当院へご相談ください😊