アトピー性皮膚炎について
2021.10.14秋色の空が多くみられるようになり、一日の温度差も出てきました😊
そろそろ皮膚の乾燥が気になる時期ですね!
アトピー性皮膚炎の患者さんは、乾燥肌の傾向があるため、秋から冬は強い乾燥症状になることがあります。
特に赤みやブツブツなどの症状が出やすいところが強い乾燥状態となり、かゆみがあるため、引っかくと粉をふいたように白くカサカサします。
このような場合は、炎症をおさえる塗り薬とともに、保湿剤を塗ってスキンケアを行いましょう。
ちょっとしたきっかけででまた悪化しやすいので、炎症がおさまって症状がない時でも、以下のことをいつも心がけるようにしましょう。
<アトピー性皮膚炎で良い状態を維持するための心がけ>
①皮膚を保湿する
保湿剤によるスキンケアを継続しましょう。
②皮膚を清潔な状態に保つ
汗や汚れは毎日、入浴やシャワーで洗い流しましょう。
むやみに強く洗わず泡でなでるように洗いましょう。
③睡眠を十分にとって疲労をためない
無理をせず、ストレスは早めに発散しましょう。
④生活環境を清潔に保つ
掃除や洗濯をこまめに行い、晴れた日はおふとんを干しましょう。
⑤体感温度に気を付ける
できるだけ涼しい環境を心がけ、熱いお湯での入浴・シャワーは避けましょう。
適温・適湿(室温20℃程度、湿度30~60%)を保ち、お風呂36~40℃が望ましいです。
⑥治療を途中で中止しない
定期的に医師にかかり、皮膚の状態をみてもらいましょう。
気になる症状があれば当院にご相談ください(^_-)-☆