うおのめ・タコの違い
2021.10.22痛みが出やすいのが「うおのめ」、痛みがないのが「たこ」
うおのめは皮膚内部へ、たこは平らに上方に厚くなります。うおのめは痛みが出ますが、たこは通常痛みがありません。
●うおのめ
うおのめの中心にある角質の芯は円すい状で、皮膚の中に食い込み内部に伸びていきます。そのため、靴による圧迫や歩行などで刺激が加わると、痛みが生じることがあります。
また、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)との見分けがつきにくいのも特徴です。「放置していたらどんどん増えてしまった」というケースも多いため注意が必要です。
●たこ
たこは、刺激を受けた周辺の皮膚全体が厚く硬くなってほぼ平らに盛り上がっていきます。芯がないので通常は痛みがなく、角質が硬いためにかえって感覚が鈍くなることもあるます。
治療法
角質を柔らかくする塗り薬の処方や、特殊な器具を用いて芯や角質を除去します。
芯は見た目以上に深く入り込んでいます。
そのため、市販のスピール膏を使用したり、自身でカッターや爪切りを使って取り除くのは非常に難しいです。
また削り過ぎると、正常な皮膚を傷つけ細菌感染を引き起こすこともあります。
気になる症状がある方は、お気軽に当院へご相談ください😊