しもやけ
2021.12.15気温が下がり寒い日が続きますね(>_<)
手や足先の冷えが強く感じる、この時期に起こりやすいのがしもやけです❢❢
しもやけとは、
しもやけは医学的には凍瘡(とうそう)といいます。
手足の指先や耳たぶなどが、赤色~赤紫色に腫れ、かゆみがあり、患部を押すと少し痛みを感じる場合もあります。
寒さにさらされることで血管が収縮し、血流が悪化する病気です。
しもやけは、平均気温4~5℃で1日の気温差が10℃前後という環境で、
真冬よりも1日の温度差が大きい初冬や冬の終わりに発症しやすくなります。
学童期のお子さんや水仕事が多い女性、足の血流の悪い方(血流障害)などに多いです。
また、糖尿病や閉塞性動脈硬化症の疾患があると、しもやけが重症化しやすくなります。
しもやけは予防がもっとも大切です。
寒い時期の外出時は、厚手の手袋や靴下、マスク、帽子などの防寒具を活用し、寒冷刺激から身を守りましょう。
手足が濡れたまま放置すると、しもやけを発症しやすくなります。
濡れたらその都度水分をふき取る、衣類を取り換えるなどの対策をしましょう。
治療法として
かゆみや腫れなどの炎症症状に対しては、ステロイド外用を塗って治療します。
血流障害に対しては、血管拡張作用のあるビタミンEの外用剤や内服薬にて血流を改善する場合もあります。
まれにですが膠原病などの病気が関連している場合があり、春先に温かくなってもしもやけがあるときは注意が必要です❢❢
気になる症状のある方は当院へご相談ください😊