秋の花粉症

2024.09.12

花粉症と言えば春のイメージですが、夏の終わり頃から10月にかけて飛散するブタクサ、ヨモギ

またイネ科のカモガヤ、オオアワガエリによって秋の花粉症が発症します。

秋の花粉症の原因となる植物の花粉は気温の上昇によって飛散量が増加するため、今年の夏は高温だったので秋花粉に注意が必要です。

 

 

花粉症の症状は、くしゃみ・鼻水・鼻閉などの鼻症状や、目のかゆみ、充血の眼症状があります。

また花粉が皮膚に直接影響を与えて、顔や首などに痒みや湿疹が出る花粉皮膚炎を訴える人が増えています。

 

 

 

・花粉皮膚炎になったら

1.肌がかゆくても、できるだけ掻かないようにしましょう。

掻くことで皮膚のバリア機能が壊れてしまい、症状が悪化することがあります。

2.外出の時は肌の露出を避ける。

3.花粉の多い日は外出しない。

 

~治療~

花粉皮膚炎の症状はステロイド外用薬を塗ったり、内服薬(かゆみを抑える薬)を飲むことで和らげることができます。
外出後はシャワーや洗顔で花粉を洗い落すことに加え、保湿外用薬などによるスキンケアが大切です。

ステロイド外用薬は弱いランク~強いランクがあり、症状や部位に合わせてご使用いただきます。

眼や鼻の症状に対して点眼薬点鼻薬を処方することもできます。

お困りな症状はお気軽にご相談ください。

 

 

当院では採血で1度に39種類のアレルゲンを調べることができるアレルギー検査を行っています。

また気になる項目を選択していただき検査をすることもできます。

予約なしでいつでもアレルギー検査ができますのでお声がけください。